症例別施術例一覧

Case

自閉症 Mくん(小学1年生)

自閉症で通院中の小学校1年生のMくんをご紹介します。

 

Mくんは授業中、席に座ってられず教室から出てしまったり、

お家では気に入ったいたずら(電気のスイッチのON/OFF)を、繰り返すなどのこだわりが強くみられました。

また、もともと文字への興味は強く、来院時にはすでに平仮名は読めましたが、

読み聞かせなど、物語に対する興味は薄い状態でした。

 

そんなMくんですが、5回程通院されると、徐々に落ち着きがみられ始めました。

・お家でのいたずらが減った

・体育館でみんなと一緒に並ぶことができた

 

20回の治療終了した時点で、こんな変化があらわれています。

・教室から飛び出すことが減った

・会話の理解力が上がっている(言葉のやりとりが成り立つようになった)

・読み聞かせをしてもらうことを好むようになった

・物語に興味を持つようになって、話の筋を真似るようになった

・スイッチのいたずらをしなくなった

・待合室で、一人でおとなしく座っていられるようになった

 

Mくんの理解力や落ち着きが増していることは、お父さんお母さんの言葉からだけではなく、

実際に接している私たちも実感しています。

現在も週に2~3回のペースで来院されています。

これからどんな変化や成長があるのか楽しみです。